第226回 講演会「GPUスパコンによる先進的流体シミュレーション - 大谷翔平投手のスイーパーから混相流解析まで -」

主 催:中国地区化学工学懇話会,化学工学会分離プロセス部会膜工学分科会
日 時:2024年2月28日(水) 15:40~16:40
場 所:広島大学工学部117講義室
交 通:山陽本線西条駅下車、バス15 分、大学会館6前下車
    山陽新幹線東広島駅下車、タクシー10 分
    広島バスセンターから直行バス約1時間、大学会館前下車

講 演: GPUスパコンによる先進的流体シミュレーション
    - 大谷翔平投手のスイーパーから混相流解析まで -

講 師: 青木尊之 氏
    (東京工業大学 学術国際情報センター)

講演概要:流体シミュレーションは計算領域を格子に分割し、そこで流体方程式を近似的に計算する。格子が細かいほど計算精度が上がるが、均一な格子を用いると格子サイズを1/2にするだけで計算コストは16倍になる。高解像度計算が必要な場所に動的に細かい格子を割り当てるAMR法を用い、世界標準となりつつあるGPUスパコンで計算を行った。野球ボールの縫い目まで解像する空力シミュレーションを行うことで大谷翔平投手のスイーパーを解明する。さらに混相流および流体構造連成問題の例として、泡沫形成、流動層、激しいはためき、アメンボの水上走行、イルカのフリー・スイミングなど、さまざまなシミュレーションを動画とともに示す。

参加費: 無料

申込先:FAX または電子メールでお申し込み下さい。
中国地区化学工学懇話会
TEL 082-424-7718,FAX 082-424-5494
E-mail:ysasa@hiroshima-u.ac.jp